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雑記

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2023年6月15日 トイレの神様

その302

 
トイレの神様  

 トイレの神様って知ってますか。植村花菜さんの、10分ほどの長〜い素敵な歌です。もう10年以上も前に流行りました。おばあちゃんと暮らしていた花菜さんは、トイレ掃除が苦手でした。でもおばあちゃんが、トイレにはそれは綺麗な女神様がいて、トイレを毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやでって言われ、その日からピッカピカに…。

 ウチのトイレには女神様はいらっしゃいませんが、身長9分の小っちゃなタヌキの神様がお住まいです。ちゃんとお花も供えています。今は、奥さんの大事に育てている八重のドクダミの花です。キレイですよ。このタヌキさん、雑記その180でご紹介しました。タヌキの置物といえば信楽のタヌキですが、これ、そんなに昔からあったわけではなく、明治になってからのものなんだそうです。タヌキは他を抜くということで、商売繁盛の縁起物として喜ばれているんだとか。信楽のタヌキの前から定形のタヌキの置物ってあったのか…よくわかりませんでした。ヤフオクなんか見ると、古そうな木彫りのタヌキなんてのがありますが、信楽のほどは可愛くもありませんし洗練されてもいませんし意味も特別ないようで…。やはり信楽のタヌキっていいですね。広ーい傘被って大っきな目でニコニコと両手に酒瓶と通い帳、太い尻尾とま〜るいお腹、それに立派なでっかいのぶら下げて…それぞれに意味を持たせ、八相縁起って福を招いてくれるように作られたんだそうです。

 久しぶりにトイレの神様聞きました。歳とって、悲しくなって…涙が少し…。