タヌキさんに祠を作ってあげました。ほこらって、神様をまつる小さなお家です。タヌキさんは神様ですよ。
このタヌキさん、厳島神社の安芸の宮島のおみやげ屋さんに並んでいました。もう30年近く前のタヌキさんです。傘の紐は確か赤かったはずですが、色あせて今は金色になっていい具合です。身長8cmほどの立派な男の子です。初めて根付を彫ったのがタヌキですが、このタヌキさんをモデルにしました。随分と永く我が家にお住まいなのに、自分の居場所が定まっていません。ほこりをかぶったりして、大変失礼な扱いを受けております。いけませんね。先日、同じような境遇のネコちゃんにコカコーラのベンチを作ってあげましたが、タヌキさんにもお家を作ってあげないとバチが当たります。祠は桐材で建てました。桐は材料箱にたくさんあります。形はネットで色々調べて設計しましたよ。屋根もあります。よく見えませんが、ちゃんと真鍮の飾り釘も打っています。桐はバーナーで焼いて磨き、仕上げに千社札をペタペタと…。いい感じですね。千社札は、やはりネットで画像を探して縮小し、ラベルシールに印刷して…。タヌキさん、喜んでくれてるかな…。
背景の赤いのは何かと言いますと、井の頭公園池の西の方にある弁財天の本堂です。お堂を後ろに回って、欄干の角をちょっとばかりお借りしました。CMに使うわけではありませんので、無断で…スミマセン…。 |