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雑記

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2022年9月1日 持ち手修理

その283

 
取っ手  

 サックスケースの持ち手がダメになってしまいました。人工皮革でしたから、ボロボロになってしまいどうしようもありません。これ本革で治したいですよ。

 バッグ修理屋さんを探します。吉祥寺にもあちこちあります。いくらかかるんだろ…とりあえずネットで調べますが、あまりよくわかりません。バッグの簡単な持ち手交換で7〜8千円です。これ交換できませんから、持ち手を外して修理ですよ。安めにみても倍くらいはしそうです。このケース、新品は2万円くらいで売っています。なもんで、買ったほうが安いなんてことにもなりますから、自分でやることにしました。持ち手を外すだけでも結構大変です。ケースの中のクッションを剥がして窮屈なネジを、なんて苦労します。やっと外して人工皮革のボロを剥がすと、なんだか分かんないボール紙が…。革の縫い目を中央に位置させる為のようです。とりあえず、元のボロに合わせて型紙を作ります。黒い牛革はあります。少し厚手の革を端を削いで縫い合わせてみたんですが、金属製の持ち手に合わせてかぶせるのはものすごく大変でどうにもなりません。革を柔らかくする薬なんてのを使ってもう一度…やっぱダメです。じゃ柔らかい革がいいかってんで羊にしようとしましたが黒がありませんで、ネックストラップに使った赤い革をケースに合わせて少し濃いめに染めて…。どうにかこうにか被せることができました。手縫いなので、ちょっとばかし仕上がりに難が…。でも、オジさんの生きているうちは永久に使えます。それなりに立派ですよ。

 ここんとこコロナのせいで、例年の小学校のクラス会がありません。今年は…そん時はこれぶら下げて行こ…。