ホームへ

雑記

前回次へ

2021年4月16日 日本タンポポ

その250

 
日本タンポポ  

 つい最近、日本タンポポが増えた!というニュースがあったような…。

 オジさんの半端な知識では、西洋タンポポは花のつけ根にある緑色の総苞片というのが反り返っていて、日本タンポポはそれが閉じている…ですから、総苞片が閉じていればみんな日本タンポポで、反っていればみんな西洋タンポポである…どうやら違うようで…。いつの頃からかこんな説を知って以来、これまで見たタンポポはみんな西洋タンポポで、日本タンポポって見たことありません。それほど絶滅種に近いんだと思っていました。それが増えている、なんてのは嬉しいニュースでしたよ。早速、ランニングコースに咲いているタンポポをひっくり返します。ん、やっぱ西洋タンポポだ…。この辺にはいないんだな…家の周りのタンポポは…えっ、総苞片が閉じている、日本タンポポだ!あっこれも…こっちは西洋タンポポ…でも日本タンポポの方が多い!こんなに増えたの?…改めてランニングコースの東八道路を…わっ日本タンポポだ…これも…西洋タンポポの方が少ないです。ほんとに増えたんだ…ネットで調べてみます。やっぱ日本タンポポ…ん?…日本と西洋の交雑種が増えている…。交雑種は総苞片が閉じているのから横向きに反り返っているのから完全に反り返っているのまで…この辺はあっちこっちにいろんな画像が出てくるのでよく分かりません…。とりあえず、都会のその辺りのはほとんど西洋タンポポか雑種である…ということらしい…。どうやって見分けるの?…日本タンポポの総苞片は純粋な緑で、少しでも赤味が入っていれば雑種です…。青と黄色を混ぜると緑になり、少し赤を加えると深緑系になります。オジさん、色を扱っていたのでこの辺は理解できますよ。で、よく見てみると…赤味が入っているような…。周りにいろんなのあるから、やっぱ雑種か…。で、日本タンポポ増えたのかな…それとも西洋タンポポが減ったのかな…。多摩川で見っけたというのがありましたが、よく分かりませんでした。

 西洋タンポポは単体で種作って繁殖して、日本タンポポは春しか咲かなくて受粉しないと種ができないで、じゃあ何で雑種が…タンポポって奥深いようですよ。