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雑記

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2020年6月15日 コルク交換

その230

 
シェラック  

 サックスのネックのコルクがボロっちくなってきました。交換してもらわなくてはいけませんが、今度は自分でやってみよう…。

 コルク交換はネットで教えてくれます。コルク板、接着剤のシェラックは購入しないといけませんが、小型のバーナーはオジさん持ってます。あとはビニールテープくらいでいいです。このシェラックというのは、ラックカイガラムシという虫の分泌物を精製したもので、熱で溶かして使用します。写真の大きいのは左の小さいのを溶かして型に入れて作ったものです。これ、接着だけではなく錠剤状の食品や薬品のコーティング、家具やバイオリンなどのニスやワックス、柑橘類の艶出し、あの天津甘栗の光沢剤もこれだそうです。世界の三大益虫さんというのがおりまして、カイコさんとミツバチさんと日本にはいないこのラックカイガラムシさんなんだそうです。カイコとミツバチは分かりやすいですが、カイガラムシもすごいですね。雑記134雑記140でもご紹介したイボタの木につくイボタロウムシもカイガラムシです。藍染液に入れるなんて記事を見たことがあります。ふつう、カイガラムシは害虫です。木にはびこると大変です。どんな虫かは自分で調べてくださいね。写真見ると気持ち悪いです…えっ、こんなのから…絶句します。カイコだって繭になる前はイモムシですし、親は白い蛾ですし、そう気持ちいいものではないです。見た目じゃないですよ。

 コルク板、1.2mm 厚ですが、日本では1.5mm 以上のものしか見つかりませんでした。これは中国からです。中国がイヤなのは、注文してから手にするまですごく時間がかかることです。いつ届くか分かりません。雑記228の棒ネジ、3ヶ月掛かってつい昨日届きました。このコルク板も一時どっかに行っちゃって、日本の1.5mm を注文しようかという時にようやく。1.2mm はピッタリでしたがほんの少し厚みが欲しく、1.5mm の方に紙やすり掛けた方がよかったかも…。