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雑記

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2020年2月16日 霜柱

その222

 
霜柱  

 こないだうち寒かったので、霜柱探しに行きました。

 子供の頃はよく霜柱踏んでた記憶がありますが、大人になってからはあまり無いような…。別に、世の中に霜柱がなくなったわけではありませんよ。どういうわけでしょうね。みんな舗装道路になっちゃったとか…でも道路脇には植え込みがありますからむき出しの土が見えています。その辺見て見ると、土の表面が少し持ち上がって霜柱の溶けた跡があります。気をつけて見なかっただけなんですかね。子供の頃は土のところでよく遊んでいて、うちに帰ってくるといつも靴は泥だらけでした。近所の根津神社は参道の敷石以外ほとんど土でしたし、遊び場になっている学校の裏山の向こうの東大のグラウンド周りとか草っ原とか三四郎池のあたりとか、上野の動物園下の不忍の池とかどこも土ばかりです。この写真は井の頭公園の窪地にあった霜柱です。久しぶりに大きなのを見ましたよ。きっと、こんなとこで遊んでたんですね。

 霜柱という名前の草があります。まだ見たことありません。東京近郊ですと高尾山が有名です。秋になると花が咲くんですが、この花を見に行くんではなくて草が枯れて寒くなってからゾロゾロと人が集まってきます。茎は枯れても根は活動していて水を吸い上げるんだそうです。茎も葉っぱもありませんから、行き場のない水さんは枯れた茎から滲み出てきて凍ってしまいます。これ、あとからどんどん出てきますから素敵な氷の芸術品が出来上がります。ネットで探してください。綺麗ですよ。本物の霜柱はどうしても頭に土が載っかって汚れてしまいますが、草の方は真っ白です。高尾山、行ってみたいけど…ちょっと腰が重い…。