うちの可愛いお孫さん、中学生になってブラスバンド部に入りました。正式に入部して練習が始まったのは連休明けです。今のとこアルトサックスだそうです。また役に立てそうで、ジイさんも嬉しいですよ。

　うちのお孫さんは手が小ちゃいです。早速 girot のお出ましです。サムフック、これに替えてごらん…付けられない…エッ、なんで…学校で貸してもらったサックスにフックもネジも付いてないの…アラ…今度修理に出す時付けてくれるって…フーン、じゃネジも貸してあげる。ジイさんはネジを金メッキしたことがあるので、その間無いと困りますからも一つあります。これ合うかな〜。首にかけるやつは？…ない…じゃ、これ上げる。ネックストラップは自分用に作ったので、前に使ってたのを綺麗にして銀のストラップフックを付けてあげます。…本物の銀？…うん、無垢だよ…ムクって？…中までぜ〜んぶ銀…ふ〜ん…。

　サックスの習い始めは、特に親指の痛さがきつく練習がイヤになります。また手が小さい女学生が多いと思いますので…どしてブラバンは女の子ばっかしなんだ？…なるべく楽に楽器が持てることを優先して、裏面のボッチが無いエボナイトG型のサムフックを作ることにしました。ボッチが無いことで丈夫になります。何より加工が減ることで価格を下げられます。学生さんのためにG型の半額にしました。それでも少し高いかもしれませんが、エボナイトは音質も自然で一つ一つ手作りですので…。音に関してはプラスチックのサムフックは音質が硬く抵抗感もありますが、エボナイトのブラバンは音質が深くふくよかになり抵抗感も減りよく響きます。またボッチのあるG型はさらに抵抗感が減り音質も豊かに大きくなります。

　ネジ付けられた〜？…まだ付けてな〜い…最初っからフック付いてないからそんなもんだと思ってんのかな〜…。