ツルウメモドキ、秋になるとたくさんの実が熟し、熟した実が3つに割れて開き、中から可愛い赤橙の実が…のつもりでした。
5月頃だったと思いますが、ツルウメモドキに地味〜な白い花がたくさん付きました。ウヒヒ、楽しみ〜…、毎日眺めてはニヤニヤしております。育て方調べてみよか…花は雌雄異株で…ん?…雌木に実が付きますが雄木をそばに置いてあげましょうね…えっ、雄が要るの? 慌てて雄木を探してすぐに注文します。間に合うかな〜…早速送られてきたんですがお手紙が付いていまして…受粉に間に合うことを祈っております…。届いた雄木にも地味〜な花がたくさん…。風媒だけですと心配ですから、オジさんは小さな筆で一生懸命花粉を付けてあげます。大丈夫かな〜…いくら待ってもふくらんだ雌しべは見当たりません。ちょっと遅かったみたい…。今年は諦めるしかありません。手前の鉢が雌木で、奥のが雄木です。雌木は盆栽として手に入れましたから、かなりカッコイイです。ところが雄木はカッコなんてどうでもよくて、ヒョロっと突っ立っているだけです。カワイソ…なんとかしなくてはいけませんよ。まず背丈を詰めて針金掛けて模様を作り、立ち上がりが間が抜けているので途中から根を出そうと幹の皮を削って水苔巻いてビニール被せて…男の子もカッコよくしなくてはいけません。
植物ってだいたい1年周期で生活しておりますから、今年の失敗は最低来年まで待たなくてはいけません。ジイさんの残りを考えると言いますと、あんまり失敗しては…。 |