屋根を葺く(ふく)といいますが、葺くっていう字はなんなんだ…。昔の家の屋根は、茅葺き(かやぶき)などの草を被せて仕上げていたのが普通でした。土の瓦も葺くと言いますが、屋根の初めはススキやアシなどの草が主流だったので草冠がついているんですね。草はわかったけど、下側の口と耳の咠という漢字はささやくと読むそうですが…うん、わかる…で、草がささやくで屋根となんの関係があるんだ…。
茅葺きのお家って、昔はご近所にもありました。これって葺き替えが大変です。新築は建築基準法で禁止されているようですが、葺き替えはいいんですね。でも、かなりの費用が掛かるようです。そでしょうね。もっと高級な檜皮葺き(ひわだぶき)って檜(ひのき)の皮を重ねて屋根を葺きますが、葺き替えが難しいので今ではほとんどが昔の形は残して銅板で葺いていますね。後ろの写真の三鷹八幡大神社も檜皮葺きだったようですが、やはり銅板葺きになっています。なかなかその辺では観られません。清水寺の舞台の本堂の大きな屋根とか、金閣寺銀閣寺や出雲大社といった国宝級の建造物でないと維持できませんね。屋根を葺く時は、檜皮を少しずつずらしながら竹釘で留めて厚みと形を作っていきますが、大体が材料も職人さんも少ないですよ。やっぱ、国宝級でないとダメですね。
な訳で、うちのコダヌキさんの祠は国宝ではないので、屋根は杉皮で葺き直しました。杉皮葺きだって立派なもんですよ。材料はその辺の垣根から頂戴してただですし、立派な職人さんもただで…あんまり綺麗じゃ…いい杉皮がなかったからな〜…こんだ、どっかで…。 |