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雑記

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2025年3月16日

ぼた餅

その344

 

 

 

 ぼた餅?おはぎ?…この頃では、ぼた餅なんてあまり聞きません。もっぱらおはぎの方が通りがいいようですね。

 春のお彼岸はぼた餅、秋のお彼岸はおはぎをお供えして食べます。どちらも潰したご飯にあんをまぶしたものですが、ぼた餅は春に咲く大きな丸い牡丹の花に、おはぎはあんの表面に浮いた小豆の皮を、秋に咲く萩の花に見立ててということのようです。秋に収穫した小豆の皮は柔らかいので粒あんで作り、皮が残ります。春の小豆は皮が固くなっているので、皮を取り除いたこしあんを使っていましたが、今では保存法だの品種改良だので、季節によるあんの違いはありません。おはぎは俵形というところは、小豆の粒または俵形が萩の花の形に似ているからとも。地方によっては、丸形と俵形、あんこときな粉、もち米とうるち米などで分けているところもあるようです。あんこですが、餡という字は中に詰めるという意味だそうで、元々は肉まんなどの詰め物として中国から伝わり、僧侶たちが肉の代わりに塩味の小豆あんを詰めたところからきたようです。今でも詰め物のことをあんこと言いますが、こちらの方が本来の意味です。甘いお砂糖なんて貴重でしたから、あんこの始まりは塩味だったんですね。小豆を使ったのは、赤い色が邪気を払うと言われていて、赤い太陽とか赤い炎とかが信仰の対象になっていたからで。塩味のあんこというのも、ちょっと食べてみたいかな…。

 お彼岸て、春分の日を中日として前後7日間を言います。秋のお彼岸は秋分の日が中日ですね。彼岸てあっちの岸の意味ですから、こっちの岸から三途の川を渡ったあっちの岸なんでしょうね。この頃が一番、あっちとこっちが近くなります。あっちの岸は極楽浄土なんだそうですよ。この頃に、いつもお墓参りに行きます。今年はまだです。もちょっと暖かくなってからにしよ。