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雑記

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2017年4月1日 穴埋め

その153

 

穴埋め

 

 穴埋め:金銭上の欠損を補うこと…ではなくて、ホントの穴ぼこを埋めるんで…

 オジさんの作業机は、なんだか穴ぼこだらけです。作業するたんびに出るボール盤の削りカスとか、ヤスリ掛けの粉とか木の削り屑とか…掃除はするんですが、小さなゴミが穴ぼこを埋めてしまいます。穴ぼこも綺麗にしたいですから、細い先の尖ったピンセットでゴミをつまみ出したり、掃除機で吸い取ったり大変です。これ、なんの穴かと言いますと、万力やボール盤、バンドソーなどをネジで固定したり、ゴムの作業台を固定したり…それぞれ、居心地のいい住処が決まるまでに開けた穴の残骸です。中には…この穴ナンの穴だっけ…ってのが…。黒いゴムのブロックはサムフックをヤスリ掛けするときの作業台で、裏側の真ん中に穴が開いておりまして、机に開けた穴に刺した6mmの真鍮棒で台と机をつなげて固定しています。真ん中だけですから、くるくる回して具合のいい位置で作業します。台裏の4隅にも穴が開いていて、そちらにも真鍮棒を刺しますと動きません。他の作業をするときは、棒を抜いて片付けます。最初は、銘木屋さんで見付けた輪切りの木材を作業台に使っていましたが、今は切り込みを入れたこのゴムのブロックを便利に使っています。で、要らない穴ぼこを埋めなくてはいけません。大きな穴は榧の木を削って、中くらいのは割り箸で、小さいのは爪楊枝で…残ったのは、ゴムの作業台用の6mmの穴が2つ、根付作業台用のボルトの8mm穴が1つ…あとは全部埋まってしまいました…3つでよかったんだ…。

 多分、人生もこんな具合で、長い試行錯誤の後に残ったものって少ししか無いんだろな…妙に哲学的になるオジさんなのでありました…ん?…意味がよく分かんない…。