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雑記

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2016年9月1日 真夏の行事

その139

 

線香花火

 

 毎年、真夏のカンカン照りの日にヤドカリさんの砂を干します。ビニールに砂を広げて、砂を返しながら丹念にゴミを拾い、熱い陽に晒して日光消毒します。

 掃除はいつもしていますが、ヤドカリさんは砂の中に潜ってゴソゴソ這い回ったり、砂の中で脱皮したりしますので、砂は常に湿った状態にしてあります。一年中湿ったままですと、カビは生えたことはないですが病気にならないかとちょっとばかし心配です。干したばかりの砂はサラサラして気持ち良さそうです。一番上には、子供達が沖縄土産に持ってきてくれた故郷の海の砂を敷きます。栄養たっぷりの美味しそうな白いサンゴの砂ですよ。木の隠れ家も干して、ガジュマルも新しいのを植えて、貝殻を洗って水もきれいになって気持ち良さそうです。このまま乾いた砂ではいけませんから、少し遊んだら水をジャージャーと湿らせます。ついでに大きい貝殻も入れました。ヤドカリは大きくなるにつれ宿の貝殻も大きいのに引越ししますが、今まで何回か入れてあげましたが、なかなか気に入ってくれませんで、今の茶色の貝から替わっていません。先日、ようやく渋谷ハンズで白くて大きいきれいな巻貝を見つけました。左上のがそうですが、警戒して近寄ってきませんよ。ところが、あくる日には新しい貝に引越していました。これまでのより少し重いのですが、どうやら気に入ってくれたようです。

 ヤドカリさんがうちに連れてこられたのは1995年の春の頃でしたから、もう22回目の夏を迎えたことになります。まだまだ元気です。