ホームへ

雑記

前回次へ

2022年5月16日 チューニング

その276

 
チューニング  

 日テレの所さんの笑ってコラえて!吹奏楽の旅。奄美大島の中学校で、わずか13人の吹奏楽部を追っかけていましたが素晴らしかったです。そして卒業、高校入学…。

 放送の中で、熊本県玉名女子高等学校吹奏楽部が出てきました。吹奏楽の名門だそうです。1年生の初めての練習風景、顧問の米田先生の指導です。吹奏楽のチューニングはB♭管の楽器が多いということでB♭です。オーケストラは弦楽器が中心ですので、チューニングは開放弦のAで合わせるのが自然だということでAです。で、新一年生B♭でブーー…先生、自分で出せる一番いい音でチューニングしてくださいね…最初の指導です。これって素晴らしいですね。当たり前なのかもしれませんが、オジさん初めて聞きました。ヤマハでサックス習っていた頃、音程を合わせるのに懸命でいい音でなんて考えていませんでした。チューニングの後の各種スケールもそうです。サックスって音が安定していませんから、ちょっとしたアンブシュアの変化で高かったり低かったり…。いい音以前に正しい音程をと思って練習していましたから…。ちなみにアンブシュアって吹く時の口の形です。今でも曲の前に吹くスケールなんかは単に吹きならしみたいなもんです。これ、自分で今出せる一番いい音でってやると全然意識が変わってきます。すごくいいことを教わりました。多分オジさんがやってなかっただけで、当たり前のことなんでしょうね…分かったのが遅すぎます。

 先日、うちのお孫さんの吹奏楽部定期演奏会というのに行ってきました。中学高校一緒のクラブです。コロナのせいで2年間やっていません。いつもはこの演奏会で高3の生徒さんはクラブ卒業だそうですが、今年は卒業した2年分の生徒さんも参加で大編成のバンドです。迫力があって感激しましたよ。うちのお孫さんは高1です。まだ楽しめます。オジさんも、いい音でがんばろ…。