ホームへ

雑記

前回次へ

2017年3月1日 ピンセット

その151

 

ピンセット

 

 ピンセットって、なんのピンをセットするんだ?…語源はオランダ語だとかフランス語だとか…。フランス語で pincette は、挟む pince+小さなもの ette で、小さな挟む道具なんだそうで、ピンもセットも関係ないみたい…。ちなみに、英語圏でピンセットって言っても通じないそうです。英語をお勉強しましょうね。

 オジさんの作業机にはピンセットがたくさんあります。中でも優れものは、左サイドに立てかけてある耐熱ピンセット。酸素の高温3000℃でも先端部は変形しないということで、高っかいです。サムフックの裏面に、ボッチをロウ付けするときに使います。あとボッチを摘みやすいように、先端が曲がって内側にギザのあるやつ、熱っついフックを挟んで水場まで持ってくやつ、ビンの中からシリコンワッシャーを摘み出すやつ…。竹のがあるんだけど…なんで作ったんだっけ…。あと、先端がナイフみたいなのとか、細く尖って針みたいなのとか、先端だけ樹脂になってるとか、全部樹脂とか、力を入れても大丈夫なように先端部が頑丈にできているとか…便利に使っています。左上にあるのは、銘木屋さんで手に入れた杉の端材で作ったピンセット立てです。カッコイイです。

 初めてのピンセットは、多分チョウチョウの展翅に使ったものだと思います。子供の頃、昆虫採集セットというのがあって、怖そうな注射器とビンに入った防腐剤、虫ピンと羽を広げるピンセットと展翅板…そうだ、オジさんは昆虫学者になりたかったんだ…。