そろそろ寒いですよ。メダカさんたちのお家も、きれいにしてやらなければいけません。
夏の間、何回か水替えしたりお掃除したりします。これ、メダカを可愛がっている奥さんがやっております。ほっとくといいますと、糸状の藻がワンサカとはびこります。日が当たらなければ藻も繁殖しにくいようですが、もともと睡蓮や蓮を育てる鉢なので、直射日光が当たらないといけません。メダカさんはボウフラ対策のためで、小さなエビも一緒です。夏なんてのは沸騰寸前の地獄温泉状態ですが…よく生きてんな〜。藻の対策にはエビやタニシがいい…藻が多すぎて間に合いません。このタニシ、買った覚えはないのにどっから湧いてくるのか駆除しても駆除しても絶滅しません。小さなヒルもそうです。インベーダーのように憎ったらしいのであります。ウチの奥さんの趣味は、こいつ達をピンセットでつまみ出してカンカン照りのベランダに整列させることです。さてお掃除、まず水草を出して古い葉っぱや茎を取り、藻がこびりついた土や鉢をきれいにします。それからメダカとエビを全部すくい上げます。気を付けませんと、汚れた水と一緒に捨ててしまいます。空っぽになった鉢の中にはびっしりと藻が張り付いておりますので、ヘラで丁寧に掻き取ります。それからブラシでこすって鉢はピカピカになりました。鉢には水道の水をそのまま入れます。カルキ抜きとか、しばらく水を置いとくとかなんてしません。ウチのメダカさん達は、そんな上等な扱いには慣れていないのであります。
きれいになりましたよ。これからは藻もあまり生えませんので、水の全取っ替えはありません…あら?藻が生えてきた…。冬の間は餌もあげませんが、暖かい日はメダカさん水面に上がってきて気持ちよさそうに日向ぼっこをしております。ジイさんにも、のんびりと日向ぼっこの季節がやってまいります。 |