ホームへ

雑記

前回次へ

2014年5月1日 時計

その83

 

時計

 

 置時計作りました。 丁寧に言いますと、外側のパッケージ部分です。中身は千円の機械です。

 なんかカッコイイ時計ないかな…ナンてずっと思っていましたが、なかなかイイノって見つかりません。高っかいのはともかく、手頃なのはありませんよ。だいたい時計を作ろうなんて発想は頭の中にはありませんでしたし…ん?…作ろかな…。最初のイメージは…錆びた鉄の歯車とか曲がった釘、つぶれたネジ、ボルト、チェーン、車に引かれたコーラの空き缶…なんてのを真っ赤に熱してハンマーで叩いてくっ付けてボディーと文字盤こさえて…想像はふくらんだんですが、そうそう都合のいい材料なんか落っこっていません。そだ、得意の木工と真鍮でやろっ、てんで材料箱からケヤキの厚板の切れっ端を引っ張り出します。10cm ほどの手頃な大きさで、斜めですがそのまんま使えます。機械を入れる部分をくり抜いて、きれいに磨いてクルミ油を拭き込みますと立派なケースが出来ましたよ。次は文字盤です。これ真鍮板に醤油を垂らしてバーナーであぶって酸化させ模様を付けたんですが…カッコイイジャン…それから針、時針と分針は叩いて薄くつぶした真鍮に駆動部に合う穴を開ければいいのですが、秒針はタイヘンです。3mm 真鍮板に 0.8mm の穴を開け、穴の回りを少し残して 1.2mm ほどの筒と薄い針を削り出します。電池を入れて…動いた〜…ちょっと離れると…針が文字盤に融け込んで何時だか分かりません。メッキしてもらお…御徒町まで出かけて針3本白金メッキ…ようやく完成です。

 御徒町に行きますと、いつも天丼とビールでお昼です。評判のお店がありましてそこが楽しみです…ん、どこだっけ…スミマセン天丼屋さんは…あ、今改築中ですよ…は…。