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雑記

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2014年1月16日 卒業

その76

 

卒業

 

 学校を卒業したのはずっとずっと大昔のことで…娘が小さい頃、お父さんとお母さんが子供のとき恐竜がいた?なんて聞かれましたが…。11年近くヤマハのサックス教室に通ってきましたが、昨年の暮れに勝手に卒業しました。

 ソプラノサックスなんて見た事もないオジさんがサックスを始めた動機は、ラジオで聞いた素敵な音を自分でも1曲でいいから自由に吹けるようになりたい…10年で吹けるようになるかな~…できませんでした…。でも、吹けるようになる基礎は充分にレッスンを受けたと思います。なんたって、基礎の大好きな先生でしたから。とても感謝しています。月に3回レッスンがあります。10年もやっていますと、どんどん難しくなってきます。予習復習も大変です。その合間に好きな曲とかそのためのアドリブの練習とかをやっていますと、教室の予習がおろそかになってゴマカシも通用しなくなってきます。最近そんな事の繰り返しで、オジさんはとても悩んでいました。好きな曲が吹けるようにはなりません。練習は割とやっていた方だと思いますが、無邪気に何の素養もないまま始めたのと、たぶん年齢に依る集中力の足りなさもあるかと思います。このままですと中途半端に終わってしまいます。もうこれ以上のスキルアップも望めませんし、それほど上を目指している訳でもありませんので、今の状態で好きな曲を練習する方を選択しました。大人のための音楽教室の卒業です。

 で、どうしてもマスターしたいのは、大好きなスタン・ゲッツの First Song 。まず、あの魅力ある音に少しでも近づかなくては…。それから、素敵なテーマ部分に添うようなアドリブ…アドリブなんか出来もしないオジさん、でもこれ1曲に絞って勉強すれば、もしかして、らしきものが吹けるかもしれません。

 長い間続けてきたものを止めるとき、今まで使っていた道具類など片付けます。ヤマハの楽譜、楽譜を入れていたバッグ、バッグの中の筆記類…少し寂しいですね…。それにしてもスローバラードって、気分よく吹いているとリズム刻むのむずかしいな…。