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girot雑記

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2012年8月1日 勾玉

その41

 

勾玉

 

 あのね、なんかね、ナンカいいなっていうのつくってほしいの…そっか、ナニがいいかな…こんどお迎えが早い時いっしょに作ろうね。

 かわいい孫のお願いです。ジイさん、夜も寝ないで考えます。女の子だからネックレスがいいか…そういえば小学生の頃、勾玉っていうの欲しかったな…石って工作したことないけどできるかな…。ナンデモ材料箱を引っ掻き回すと、昔どっかの中国雑貨店で買った石の印材が出てきました。オッ、これいいじゃん…柔らかそうだから削れるかも…ウン、いい具合だ…。孫もジイさんの隙を見て糸ノコでゴシゴシ石を切っております。次の日に勾玉を仕上げておりましたらまたやって来て…きのうのできた?…ほらきれいでしょ…うあっすごい、ありがとう。革ひもを通してネックレスです。すると女房が、アタシも欲しい…奥さんのは携帯のストラップです。20mmほどの大きさです。

 もうすぐ、うちの奥さん誕生日です。よくピアスをプレゼントします。勾玉のピアス作ってみよか…。印材というわけにはいきませんから、ハンズへ材料探しです。おお、いいのあるじゃん…トルコ石って柔らかそうだな…琥珀も…。赤い珊瑚もほしかったんですが、適当なのがありません。そのうち手に入ったらにしよ。10mmほどの小さな素敵な勾玉のピアスができました。そだ、金のフックも…ブランド入りの小箱も作って…うん、いいじゃん…どっか隠しとこ…。琥珀がきれいだったのでネットで探すと原石が売っています。琥珀は木の樹脂が長い年月で石化した物です。かなり安いので取り寄せて加工したんですが、まだ半化石状態で硬さが足りなくきれいに仕上がりません。ちょっと研究しよ…。

 うちの奥さんも、仲のいい孫とジイさんのお揃いを作ってくれました。ジイさん喜んで、こないだの夏祭りの縁日を、ワタアメ持ってワンピースとシャツのペアルックで一緒に歩き…幸せなのでありました。