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girot雑記

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2012年6月16日 サックスの仲間たち

その38

 

バンド

 

 オジさんたちの大人のサックス教室は、十一人の仲間で始まりました。皆んなサックス経験ナシの生徒ばっかりです。ワケの分かんないいい歳したオジさんだの紛れ込んで、先生はタイヘンなのでございます。

 出来の悪い生徒のままもう十年にもなりますが…仕事とはいえ先生もよく辛抱しております…残っているのは同じ教室で一人、他の日に移った人が一人でオジさんを入れて三人です。他の二人はそれぞれバンドに入っています。オジさんは入っていません。一人は同じスクールにビッグバンドのクラスがあってそこで、もう一人はお母さんがアマチュアのジャズシンガーで、そのバンドで活躍しています。先日その演奏会に行ってきました。バンド演奏で始まり、何曲かあとにそのお母さんが登場して歌われたんですが、そのとたんバンドのグレードがいっきに上がってしまったのです。ビックリしました。ウワッ!ウマッ!すごいのです。イイナ…。脇で息子がサックスを吹いて、お母さん幸せそうに、気持ちよさそに歌っております。とてもいい風景なのですありますよ。

 そういえば、回りの人たちは皆んなバンドやってたりあちこちのセッションに参加したり…。サックス始めたころウチのオクサンに、ナニ目指してるの?…なんて言われたっけ。別に、好きな曲をいい音で吹けるようになりたかっただけで、ナンカ目指してるわけでもなかったんだけど…。オジさんの目標って…やっぱ、ジャズをどっかで吹きたいのかな。孫が大きくなって一緒に…なんて夢見てもその頃にはもうジイさんの相手なんかしてくんないんだろな…グスッ…孫なんかに頼らないで生きてかなきゃ…。悲しいジイさんにならないよにガンバロ…グスッ。