サックスの音に関わりがあるとこで最近いじったもの。マウスピースを削った。サムフックの装着台にゲタを履かせた。ネックストラップのフックを真鍮で作った。
いくつもデュコフのマウスピースを買ったんですが、今使っているのは他のに比べてリードをセットするテーブルの幅がかなり広く、音が柔らかく響くようで最後まで残ったマウスピースです。ただD7のディップなんですが、使い始めの頃好きなリードとなかなか合いませんでした。で、これは楽器本体じゃないからと言うんでオジさんいじくり廻します。ディップを狭くしたりまた広くしたり何回か削って使っていましたが、ある発表会の前夜に、もうちょっとディップが狭い方がいいかなとテーブルを削って吹いてみたら…音が出ません…ワッ明日発表会ッ…かなりあせったオジさんもう一度削り直してどうにか音が出るようになりました。先日も何かひらめいて2〜3回削りました。何がひらめいたんだかよく分かりません。今では、本来のディップとかカーブとかが分からなくなってしまいました。これ以上やりますと壊れてしまいます。
サムフックを直に楽器に装着すると管の響きを押さえてしまうからと、サムフックの裏側の中央部分を削り取ったりフックの装着台を浮かせたりするのがあります。でオジさんひらめきます。装着台にゲタを履かせてフックを浮かせるのは簡単に出来そうですから、真鍮の1.5ミリ棒を半分に削って断面を半円状にし、上と下に1本ずつ置き瞬間接着剤でくっつけます。これでサムフックが浮きました。簡単ですね。アッという間に出来てしまいます。これでもいいのかな…。
この間ネックストラップのスライダーを作りましたが、そうだ、楽器を引っ掛けるフックも作ろうなんてのがひらめきます。よくひらめくオジさんですね。デザインも沢山考えて、5ミリの真鍮板を削りだして作りました。今までは、ホームセンターで買ってきたS字型の金属製のフックを使っていました。アルミかな、何だろ?それを直接楽器に掛けるとフックを掛ける輪のところが傷みそうなのでシリコンパイプをはめて保護していましたが、こんどは直に掛けるようにしました。この方が響きがいいとか…。形も勾玉をイメージしてきれいなのが出来ましたよ。これも銀で鋳造しよ。
なんだか音が良くなったような気がする…。こんな事ばっかしやってるから上手にならないんですよ…スンマセン…。 |