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雑記

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2014年3月16日 啓蟄

その80

 

ふきのとう

 

 今年の啓蟄は3月6日でした。「けいちつ」と読みますよ。寒い間、土の中に縮こまっていた虫達が、大地が暖まって穴から出てくる頃のことを言います。ちょうど、ふきのとうが出てくる頃です。てな訳で、オジさんは虫を探しに行きます。

 南こうせつさんの窓の下には神田川、水源は近くの井の頭公園です。公園の池から流れ出て100メーターほどで井の頭線のガードをくぐりますと、岸辺に古い石垣が組んであります。10年ほども前、そこの石垣の間にトタテグモという、地面に穴を掘って出入り口にマンホールのフタみたいなのをくっ付けたクモの巣を見つけました。この寒いのに宛ても無く歩き回りたくありませんから、そのマンホールのフタ目指して写真を撮りに行ったのですが、いくら探しても見つかりません。もう絶滅しちゃったんだろか…準絶滅危惧種だって言うし…あんなにたくさんあったのに…もちょっと暖かくなれば出てくるのかな…。結局クモはあきらめて、ナンカ虫いないかなって…ナンにもいません。誰でもいいんですけど出てきて…ほんとに一匹も見かけませんよ。やっぱ、虫だってまだ寒いんだ…。オジさんも寒いし、帰ろ…。

 虫がいませんでしたので、こんどはふきのとうを探します。ウチのすぐ近くにありました…。虫がたくさん出てきたら、またクモを探しに行こ…。ふきのとう、刻んでみそであえて…春だ…おいしかった…。