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雑記

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2013年11月1日 龍角散

その71

 

龍角散

 

 孫を連れて家に帰って、一緒に手を洗ってうがいをします。ジイさん、ついでにのどが気持ち悪いってんでガーッペッなんてやります。…なんでそんなキタナイことするの…ゴメンナサイ…孫にしかられております。

 歳取ってきて、だんだんと遠慮とか慎みなんてのが薄れてきていたようで、反省しなくてはいけません。孫にも嫌われてしまいます。そこいくと言いますと、ウチの孫なんぞは遠慮深いですよ。こないだ何かで一位を取って、その作品が校長室の前に貼られたそうなんでありますが、そういうの教えてくれません。目立つのが恥ずかしいんだそうです。自慢もしてくれません。そんなんですから、運動会のかけっこも1番はイヤで2番がいいなんて言っておりましたが、惜しいことに後ろから2番でありました。

 そうだ、のどに龍角散なんてのがあったな…えっと、ふーん江戸時代からあるんだ。舌に乗っけて溶かしてのどに…買ってこよ…スプーンに山盛りしてベロ出してベーポンポン…なんか少ないな…あ、こぼれてる…ベランダでパタパタ…なんかこぼしたの?…ん?ん…今度はもっとベロ出そ…あら…パタパタ…ナニやってんの…普通、口の中にスプーン入れんじゃないの…そっか、ん、今度はうまくいった。ジイさん、龍角散に手こずっております。

 やっぱ、歳取ってきたのかな…もともとドジなんだと思いますが…。