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雑記

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2024年8月16日 カナブン

その330

 

 

 すれ違って行くママチャリの後ろに乗っかった男の子。小っちゃな虫カゴ両手で大事そうに持って、カゴの中を見つめています。ミンミンゼミかな、クワガタかな…カナブンが一匹…カワイソ…。

 遠い遠い大昔、アミと虫カゴぶら下げて…。虫カゴにカナブンなんて入れたことありませんよ。今の子はカナブンでも入れるのかな…。もっとも、最近じゃカブトムシだのクワガタなんてのはその辺にいないでしょうから。うちのお坊っちゃんが小さい頃にも、クワガタ獲るのは難しかったですからね。やっぱカナブンかな…。カナブンて、なんかどうでもいいような名前でかわいそうなんですけど。金属みたいな光沢で、ブンブン飛んでるヤツ…ですよね。甲虫目黄金虫科花潜亜科、仮名で書くとコウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科だそうです。カナブンなんて、その辺にいっぱいいるから別に珍しくもなんともないようですが、ずっと幼虫の生態が不明だったんだそうです。初めて野性の幼虫を発見したのは2009年ということですから驚きですよ。それも、見つけたのは昆虫写真家だそうです。やっぱ、昆虫学者にとってもどうでもいい虫だったんですかね。カワイソ…。

 昨日の朝早く、5時起きで近所の雑木林へ。息子とよく来たところです。カナブンいました。この写真のは、 シロテンハナムグリです。カナブンて、見る角度で色が変わります。でも、やっぱ綺麗でもないし珍らしくもないし…。相変わらずたくさんいます。