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雑記

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2021年11月1日 特定外来生物

その263

 
アカボシゴマダラ  

 アサギマダラって、もちょっと品のある綺麗なチョウチョだったと思うけど、これ違うみたいだな…この蝶はアカボシゴマダラチョウと言います…フーン、そなんだ。

 小雨チョビチョビの少し寒い日に走っておりますと、脇の植え込みにこのチョウチョが雨宿りしていました。夏にもこの辺りでよく見かけましたので、この木が好きなのかな…食草はエノキです…エノキって、でっかいイメージしか無いけどこれ小っちゃい…この蝶はひこばえの様な小さいのが好き…じゃ〜エノキか。どっかに卵産んでるの?…このチョウチョ、見っけたらすぐに駆除してください…へっ?…特定外来生物です…チョウチョにもそんなのいるんだ。…元々は日本在来種のアカボシゴマダラが奄美大島に居たんですが、いつの間にか居なくなっちゃって…絶滅かな。なもんですから、今見かけるアカボシゴマダラは、在来のゴマダラチョウの生態系に悪影響を与えるのでやっつけなくてはいけないそうです。つい最近、子供の頃たこ糸にスルメ結わって釣り上げたアメリカザリガニもやっつけろ指定になりました。マッカチンなんて呼んでましたが、あれ駆除するなんて大変ですよ。できるのかな…えっ、してないの…指定すると飼育されているザリガニさんを大量放棄されて大変だから…ふーん…でも、何らかの規制を検討しているようです。在来種の日本ザリガニは、黒っぽかったり、茶っぽい色をしています。あと、ホソオチョウと言う蝶もちょっと格下の生態系被害防止外来種と言うんだそうで、やっつけろ蝶はこの2種です。どちらも、どこかのおバカさんが勝手に持ち込んで放したようです。良い子の皆さん、こんなことしてはいけませんよ。

 チョウチョは羽が大きいと言うか羽しか無いようなもんですから、1羽2羽と勘定したくなりますが、正式には昆虫学者さんは1頭2頭と数えるんだそうですよ。普通は1匹2匹でいいようで…。