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雑記

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2016年7月16日 ハエトリグモ

その136

 

クモ

 

 ハエトリグモってどこの家にもいると思いますが、オジさんとこにも3匹ほど出没します。よく出てくるのが一番大きいこの子で、カワイイですよ。

 家の中には植木鉢とヤドカリを置いているせいか、時々ちっちゃな虫が飛んでいます。多分それをねらっているのかもしれませんが、まだ虫を捕まえているのを見たことがありません。いつもいるわけではないので、外食して時々家に帰ってくるのかも。壁や天井を歩き回って、たまにピョンと跳びます。ジャンピングスパイダーと言うんだそうです。よくそんなとこで跳んだりして落っこちないななんて感心しますが、クモというのは歩くときはいつもしおり糸というのを引いているんだそうです。しおりは枝折りと書きますが、山道を歩くとき、道に迷わないように立木の枝を折って目印にするということで、クモも道に迷わないよう糸を引いたり、命綱にしたりしているようです。江戸時代にはこのハエトリグモを座敷鷹と呼んで、羽を少しちょん切ったハエを獲物に、クモを鷹に見たてた遊びが流行ったんだそうですが、優雅というかヒマというか…。遊びではなく、クモの糸って最近大注目されています。鉛筆ほどの太さの糸で網を張ることができれば、飛んでいる飛行機を捕まえることができるほど丈夫なんだそうですよ。

 下にある絵は、うちのカワイイお孫さんが大分前に描いた絵で、机の前に額に入れて飾っております。ちょうどそこにクモが現れて、どうにかカメラに収まってくれました。うちのお孫さんは虫が大っ嫌いですが、せっかく一緒に撮らせてくれたんですから仲良くしましょうね。