明けましておめでとうございます。
　本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

　なんとも古めかしい絵ですが、この門松は自分で作ったんですよ。太い孟宗竹を桶にして花を生ける時に使うオアシスというスポンジを入れ、30センチほどの真竹と松、梅を挿しております。仕上げにコモを巻き、イグサ縄で締めます。植木屋さんに教わりました。難しかったのは、縄の結び方です。男結びといいまして、植木屋さんが垣根を組んでシュロ縄でゆわくときにもこの結びを使います。ややこしくて、なかなかきっちりと締りません。特殊な結び方なので、明日になるともう忘れてしまいます。自分の家と息子のお店用に２対作りました。去年も作ったんですが、今年のはコモに袴を付けたりしていい出来です。竹３本は、親、子、孫なんだそうです。門松の形は地方によっていろいろです。ミニでしたら、材料さえ揃えれば作るのはわりと簡単ですから、暮れの行事として楽しいですよ。

　皆さま、今年もどうぞ良いお年でありますように。