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雑記

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2013年12月16日 リペア

その74

 

 

リペア

 

 毎年暮れになりますと、サックスをリペアに出して正常な状態に調整してもらいます。

 楽器を長時間使用する方はもっとこまめにやるのかもしれませんが、オジさんは年に一度の行事です。東京の大久保駅の近くにある石森楽器というところに持って行きます。結構お世話になっているので、症状が軽いときは喫茶店でコーヒー飲んでいる間にやってくれます。いくら?今日はいいよ。なんて言ってくれたりします。なんかありますと、一週間ほど入院です。サックスという楽器はひとつひとつ性格がありまして、普通に吹くと音程が正確ではなくこの音は高めにとか低めになんて吹き方を変えたりしますが、あまりひどいとコントロールできません。以前、ソから上の音が中音部と高音部で随分の差がありました。ソプラノってそういうもんかなと思って吹き方にかなり気を使っていたんですが、リペアの方に相談しましたら、じゃここんとここんなふうに調整してみましょうか…え、調整できるの?プロに相談してみるもんですね。2回ほど調整して、今では少し気を付ければいいくらいに音程が安定してきました。先日のリペアでも…このキーがサブトーンぽくなるんですが…どれ…は~、ここのスプリングがダメかも…なんて、ちゃんと直してくれました。音が良くないのは、全部オジさんのせいでもありませんでしたよ。

 サックスが退院してきて、先日やっと手に入れたスタンゲッツとケニーバロンの7枚組みの PEOPLE TIME というアルバムを聴きながら一番搾りで乾杯です。このアルバムはオジさんの宝物です。