土曜日の学童保育、いつものように孫をお迎えに行って手をつないで歩いていると…ねぇ、ブランコつくって…ン?ブランコ…うん、クマさんの…あ、お人形さんのね。
本物じゃないと分かってホッとしたジイさん、ガゼン張り切ります。どうやら、段ボールかなにかを想像しているようです。カッコイイの作ってやろ。このクマさんだれにもらったの?ジイジイでしょ、わすれちゃったの?…そうだっけ…そういえば…。どうも薄ら覚えのジイさん、ほんじゃ余計カッコイイの作んなきゃ。やっぱ木製でなきゃね。そうだ、ちょうど処分する予定の桐の衣装ケースがありました。これいいな…。カナヅチでぶっ壊してノコ引いたりカンナ掛けたり、ホームセンターでクサリだのフックだの見繕ったり…なんだかんだの一日仕事でありました。
次の土曜日…わっ、すっご〜い。とても喜んでくれました。色塗ろうか…うん。さっそく絵の具を出してペタペタ…塗らない方がよかったな…カッコいいね…うん、できた。本人、満足げでありますよ。
夏休みです。そういえば小学生のとき、工作の宿題なんてのがあったような…ナニ作ったっけ…。なんの記憶も残っていない遠い遠い大昔のことでありました。…ナンだっけ…。 |