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girot雑記

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2012年11月1日 五線譜

その47

 

五線譜

 

 サックスのレッスンで使われる楽譜はB♭用に書いてあるのもありますが、アンサンブルの主旋律は全部アルトのE♭用です。ソプラノは主旋律を吹くことがほとんどなので、これをB♭用に書き直さなくはなりません。そういうソフトもありますが、書いた方が気持ちいいです。そんな時、譜面はA4で1枚か2枚にきれいに収めたいですから、オジさんは8段から18段までの五線譜を作り、必要に応じてプリントしています。これ、すごく重宝しています。イラストレーターというソフトで作りました。
 グラフィックデザインでは、ほとんどのデザイナーがマックで仕事をしていますが、その中でもアドビのイラストレーターは必ず使うソフトです。昔、まだパソコンなんか夢にも無かった頃、デザインの仕上げは製版用の台紙で、製図台のケント紙にでっかいコンパスと定規で直角の線を引き、それを基線にして仕上がりサイズのトンボや写真の枠取り、けい線などを烏口で引き、台紙に写植という写真文字を貼り、仕上がった版下を製版屋さんに渡して製版したフィルムが印刷に廻っていました。パソコンで仕事をするようになってからは、デザインそのものもパソコンでやりますが、文字打ちも画像の作成や入れ込みも全部デザイナーがやるようになりました。最終的にはデータを製版屋さんや印刷所でチェックし補正して製版フィルムを出力しますが、基本的にはデザインから製版までデザイナー1人でやることになります。ですから、他にもいろいろソフトはありますが、少なくともイラストレーターを使いこなせないと仕事になりません。
 という訳で、名人のオジさんは前回のコード表とか五線譜とかみんなイラストレーターで作ります。…五線譜なんて誰でも作れるけど…。それから前号のコード表に続き、ジャズブルースでよく使われるキーを順に5つ並べたものも作りました。ジャムセッションでブルースというとこのフォームだそうで、色んな方のサイトを調べて書きました。オジさんみたいな初心者には便利かなって…。よかったら五線譜なんか使ってください。pdf でアップしています。…いらないかな…。
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